村上茶とは・・・ 新潟県の村上市周辺で採れるお茶です。 茶産地として、経済的に成り立つ日本では一番北限になります。 始まりは・・・ 始まりは古く当時の藩主、堀丹後守直竒が江戸屋敷で作っていた茶を村上でも出来ないかと、今から381年前の1620年、村上藩大年寄役の徳光屋覚左衛門に宇治、伊勢より茶実を持ち帰えらせ種を蒔き、奨励したのが始まりとされています。 味は・・・ 味は他産地に比べ、日照時間が短く、1〜2月の間雪に茶園が覆われるため、光合成による植物の炭酸同化作用の活動を緩やかにし、お茶の渋味のもとになるタンニンの含有量が少なくなることと、昼夜の気温差が大きく味が引き締まり、まろやかな味となっています。 ●番茶(100g) 200円・300円[さっぱり渋味系] 二番茶中期〜後期に摘んだお茶です。さっぱりした味です。食事の時やお茶漬けなどに最適です。 ●番茶(100g) 400円・500円[さっぱり渋味系] 一番茶後期、二番茶中期に摘んだお茶です。さっぱりした味ですが一番茶が入っている分ややコクがあります。食事の時など、最適です。 ●煎茶(100g) 300円・400円・500円[やや渋味系] 一番茶中期〜後期、二番茶初期に摘んだお茶です。さっぱりした味ですが番茶よりコクがあります。普段、お湯の温度を気にせずに飲むには最適です。 ●煎茶(100g) 800円[やや渋旨味系] 一番茶中期〜後期に摘んだお茶です。時にはぬるめのお湯で旨味を、時には熱いお湯で渋味を。両方の味が楽しめます。 ●煎茶(100g) 1000円[旨味系] 一番茶初期〜中期に摘んだお茶です。1番バランスの取れてるお茶です。ややぬるめのお湯で。 ●煎茶(100g) 1200円[渋味系] 一番茶初期〜中期に摘んだお茶です。渋味のお茶が好きな方におすすめです。ややぬるめのお湯で。 ●煎茶(100g) 1500円[旨味系] 一番茶初期に摘んだお茶です。香りもあり旨味もある高級茶です。ややぬるめのお湯で。 ●煎茶(100g) 2000円[渋旨味系] 一番茶初期に摘んだお茶です。さらに香りがあり、渋味の中に旨味のある通好みのお茶です。ぬるめのお湯で。 ●煎茶(100g) 3000円[渋旨味系] 一番茶の1番最初に手摘みで摘んだお茶です。お茶本来の味や香りが楽しめるお茶です。ぬるめのお湯で。 ●玉露(100g) 3000円[甘味系] 摘みとる約1ヶ月前から茶園の上に覆いを掛け、茶葉の甘味を引き出したお茶です。ぬるめのお湯でゆっくり出して下さい。 ●玉露(100g) 4000円[甘味系] 摘みとる約1ヶ月前から茶園の上に覆いを掛け、手摘みで摘みとり、茶葉の甘味を引き出したお茶です。ぬるめのお湯でゆっくり出して下さい。 ●玉露かりがね(100g) 1000円[甘味系] 玉露を選別した時にでた玉露の「茎(棒)」のお茶です。安くて玉露ほどお湯の温度に気を使わず飲めるお茶です。甘味もあります。 ●玉露芽茶(100g) 1000円[甘味系] 玉露を選別した時にでた玉露の「芽(葉が開ききる前の葉)」のお茶です。安くて玉露ほどお湯の温度に気を使わず飲めるお茶です。濃い甘味があります。 ●玉露粉茶(100g) 600円・800円[甘味系] 玉露を選別した時にでた玉露の「粉(細かい葉)」のお茶です。安くて玉露ほどお湯の温度に気を使わず飲めるお茶です。甘味もあります。 ●茎茶(棒茶) (100g) 500円[さっぱり系] 一番茶初期〜後期、二番茶初期のお茶を選別した時にでた「茎(棒)」です。煎茶とは違うさっぱりした味です。普段、お湯の温度を気にせずに飲むには最適です。 ●粉茶(200g) 800円[やや渋味系] 一番茶初期〜後期、二番茶初期のお茶を選別した時にでた「粉」です。すぐ簡単に出せるので普段、お湯の温度を気にせずに飲むには最適です。 ●玄米茶(200g) 350円・420円(抹茶入り)[さっぱり香ばし系] 二番茶中期〜後期に摘んだ番茶に、炒った玄米を入れて作ったお茶です。香ばしい玄米の味と香りが特長です。抹茶の入ったものもあります。油っこい食事の時など、最適です。 ●ほうじ茶(200g) 600円・1000円[さっぱり香ばし系] 二番茶中期〜後期に摘んだ番茶の茎と葉を、強い火で炒って作ったお茶です。さっぱりとした香ばしい味と香りです。ウーロン茶の替わりに。 |
●番茶・玄米茶・ほうじ茶 (200〜500円) ・茶葉・・・1人分約3g ・お湯の温度・・・約90℃ ・お湯の量・・・1人分約150ml @ 水をしっかり沸騰させる。[水道水の場合カルキ臭さが無くなるまで(沸騰してから約3分)] A 急須に人数分の茶葉を入れる。 B 人数分のお湯を入れる。 C 蓋をして15秒程待つ。 D 各湯飲みに、お茶の量と濃さが均等になるように、順番に注ぎ分ける。 ●煎茶 (300〜800円) ・茶葉・・・1人分約3g ・お湯の温度・・・約80℃ ・お湯の量・・・1人分約85ml @ 水をしっかり沸騰させる。[水道水の場合カルキ臭さが無くなるまで(沸騰してから約3分)] A お湯を1度、各湯飲みに入れる。(お湯の量を量る為と、お湯を少し冷ます事と湯飲みを暖める為) B 急須に人数分の茶葉を入れる。 C 各湯飲みのお湯を急須に入れる。 D 蓋をして30秒程待ちます。 E 各湯飲みに、お茶の量と濃さが均等になるように、順番に注ぎ分ける。 ●煎茶 (800〜1200円) ・茶葉・・・1人分約3g ・お湯の温度・・・約60℃〜70℃ ・お湯の量・・・1人分約50ml @ 水をしっかり沸騰させる。[水道水の場合カルキ臭さが無くなるまで(沸騰してから約3分)] A お湯を1度、各湯飲みに入れる。(お湯の量を量る為と、お湯を冷ます事と、湯飲みを暖める為) B 各湯飲みのお湯をカラの急須に入れる。(お湯を冷ますのと、急須を暖める為) C その急須のお湯を再び湯飲みに移し、人数分の茶葉を急須に入れる。 D 各湯飲みのお湯を急須に入れる。 E 蓋をして40秒程待ちます。 F 各湯飲みに、お茶の量と濃さが均等になるように、順番に注ぎ分ける。 ●煎茶 (1500〜2000円) ・茶葉・・・1人分約2g ・お湯の温度・・・約60℃ ・お湯の量・・・1人分約30ml @ 水をしっかり沸騰させる。[水道水の場合カルキ臭さが無くなるまで(沸騰してから約3分)] A お湯を1度、各湯飲みに入れる。(お湯の量を量る為と、お湯を冷ます事と、湯飲みを暖める為) B 各湯飲みのお湯をカラの急須に入れる。(お湯を冷ますのと、急須を暖める為) C その急須のお湯を再び湯飲みに移し、人数分の茶葉を急須に入れる。 D 各湯のみが手で持って熱くない位になったら、そのお湯を急須に入れる。 E 蓋をして1分程待ちます。 F 各湯飲みに、お茶の量と濃さが均等になるように、順番に注ぎ分ける。 ●煎茶・玉露 (3000〜4000円) ・茶葉・・・1人分約3g ・お湯の温度・・・約50℃ ・お湯の量・・・1人分約20ml @ 水をしっかり沸騰させる。[水道水の場合カルキ臭さが無くなるまで(沸騰してから約3分)] A お湯を1度、各湯飲みに入れる。(お湯の量を量る為と、お湯を冷ます事と、湯飲みを暖める為) B 各湯飲みのお湯をカラの急須に入れる。(お湯を冷ますのと、急須を暖める為) C その急須のお湯を再び湯飲みに移し、人数分の茶葉を急須に入れる。 D 各湯のみが手で持って熱くない位になったら、そのお湯を急須に入れる。 E 蓋をして2分程待ちます。 F 各湯飲みに、お茶の量と濃さが均等になるように、順番に注ぎ分ける。 ●玉露かりがね・玉露芽茶・玉露粉茶 (600〜1000円) ・茶葉・・・1人分約2g ・お湯の温度・・・約70℃ ・お湯の量・・・1人分約50ml @ 水をしっかり沸騰させる。[水道水の場合カルキ臭さが無くなるまで(沸騰してから約3分)] A お湯を1度、各湯飲みに入れる。(お湯の量を量る為と、お湯を冷ます事と、湯飲みを暖める為) B 急須に人数分の茶葉を入れる。 C 各湯飲みのお湯を急須に入れる。 D 蓋をして30秒程待ちます。(玉露芽茶、玉露粉茶はお湯を入れてすぐ出す) E 各湯飲みに、お茶の量と濃さが均等になるように、順番に注ぎ分ける。 ●茎茶(棒茶)・粉茶(400〜500円) ・茶葉・・・1人分約3g ・お湯の温度・・・約80℃ ・お湯の量・・・1人分約85ml @ 水をしっかり沸騰させる。[水道水の場合カルキ臭さが無くなるまで(沸騰してから約3分)] A お湯を1度、各湯飲みに入れる。(お湯の量を量る為と、お湯を少し冷ます事と湯飲みを暖める為) B 急須に人数分の茶葉を入れる。 C 各湯飲みのお湯を急須に入れる。 D 蓋をして30秒程待ちます。(粉茶はお湯を入れてすぐ出す) E 各湯飲みに、お茶の量と濃さが均等になるように、順番に注ぎ分ける。 *各茶葉とも、 ※1煎目の出し方です。 ※湯冷ましを使って頂いても結構です。 ※一人で飲むときは、茶葉の量を1g程多めに入れると美味しくなります。 ※逆に人数が5人以上になったときは、一人あたりの茶葉の量を1g程少なめに入れて下さい。 ※お湯の温度は、1煎目<2煎目<3煎目、と上げて飲んでみて下さい。 ※逆にお湯に浸しておく時間は、1煎目>2煎目>3煎目、と短くして下さい。 ※1煎目は旨味と香り、2煎目は渋味とコク、3煎目は苦味と爽快味、という風に楽しんで下さい。 ※愛情を込めていれてみて下さい。きっと…… ![]() * お茶の保存方法 @ 買いだめしない。 A 封を開けていない袋・缶は冷凍庫の奥の方に入れておくと風味が落ちにくくなります。冷凍庫から出して封を開ける時は、袋・缶が常温に戻ってから開けること⇒(冷たいまま開けると、結露して茶葉に水分が吸収され、かえって風味が落ちてしまいます。) B 封を開けた袋・缶はむやみに冷凍庫や冷蔵庫に入れない方が風味を損ないません⇒(家庭用の冷蔵庫は湿気が多い事と、他の食品の臭いがお茶に移りやすい為。)茶缶に入れて、湿気の少ない涼しく直射日光のあたらない所に置いて下さい。お茶が減っていくにつれて茶缶を、大・中・小と入れ替えていくと、お茶と空気の触れる量が少なくなり風味が落ちにくくなります。 ※あえて冷蔵庫や冷凍庫に入れる場合は、他のものの臭いが移らないように、市販されているチャック付の保存用の袋などに中の空気をなるべく抜き、2重にして入れて下さい。冷蔵庫や冷凍庫から出す時はAと同じです。
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by 冨士美園の茶坊主 |